トップへ

診療報酬改定 収支影響シミュレーター

名目増収で費用増を吸収できるかを、賃上げ・物価・委託費・補助金等まで分けて確認します。

入力値の扱い

診療報酬改定による増収が、賃上げ・物価・委託費等の費用増をどの程度吸収するかを見るためのストレステストです。 入力値は保存せず、計算はブラウザ内で完結します。

サーバー送信、データベース保存、個別病院データの収集は行いません。 入力に抵抗がある場合は、同じ計算ロジックを実装したExcel版をご利用ください。

収益調整

患者数または稼働率で数量変化を見ます。稼働率を入力した場合は患者数変化率より優先し、平均単価・症例構成補正と乗算します。

詳細設定・自院実績で上書き開く

金額欄は、空欄なら表示中の平均値を使い、入力すると自動で自院実績として反映します。

R7実績上書き

空欄は統計平均値を使います。

入院・外来収益はDPC係数感度分析や収益構造の確認に使います。入院収益を入力すると、DPC係数感度分析の入院収益比率も現在の医業収益に合わせて更新します。

DPC係数感度分析前提

DPC係数感度分析で主結果に採用します。比較表示では、簡易改定率との差分確認にも使います。

現在の主結果は簡易改定率モードです。この欄の入力は、比較グラフのDPC係数感度分析側に反映されます。

「直接入力型」を選んだ場合は、入院収益比率・DPC対象入院収益比率・包括評価対象比率からの導出値ではなく、この実額をDPC係数対象収益として使います。 DPC請求・包括評価対象収益を院内資料で把握している場合はこちらを使ってください。 なお、旧係数と新係数が同じで、DPC点数表改定影響も0%の場合は、係数対象収益を変えても増収額は変わりません。

DPC対象入院収益比率は「入院収益のうちDPC請求患者・DPC対象収益に該当する割合」、 うち包括評価対象比率は「そのDPC対象入院収益のうち医療機関別係数が乗る包括評価部分の割合」です。 両者は別概念なので、包括評価部分を切り出すために掛けています。点数表改定影響は初期設定ではR8/R9改定率に連動します。

人件費前提

月例給与ベース、賞与、法定福利費を分けて計算します。

実額を入力した場合は、事務・看護補助等対象比率による按分ではなく、この給与ベースに5.7%の賃上げ率を適用します。空欄なら比率で自動按分します。

令和8年度様式では対象職員が勤務職員ベースに拡大されています。40歳以上の医師・歯科医師、業務委託、事業主・役員等を含める場合だけ調整してください。

補助金等

医業収益増とは別掲し、PL上の込み損益にだけ反映します。

自治体病院向け内訳入力(任意)

補助金等 年額が空欄で、下の内訳のいずれかを入力した場合は、内訳合計を補助金等として採用します。

現在の採用値: 0.3 億円

平均値の確認

現在の病床数で年額換算した平均値です。

医業収益
30.6 億円
医業費用
31.5 億円
給与費
14.4 億円
材料費
7.6 億円
委託・保守・リース等
2.5 億円

R7医業収益

30.6 億円

R7医業費用

31.5 億円

R7医業損益

-0.9 億円

採用した試算区分

急性期一般 / 私的

R8: 増収減益に注意R9: 増収減益に注意
R8医業収益増
+0.6 億円
R8費用増
+0.8 億円
R8医業損益変化
-0.1 億円
R9医業収益増
+1.2 億円
R9費用増
+1.6 億円
R9医業損益変化
-0.5 億円
補助金等
0.3 億円
医業収益増とは別掲
補助金等を含めた参考損益
-1 億円
R9時点
必要収益増加率
5.3%
R9費用増 ÷ R7医業収益
改定充足率
72%
R9増収 ÷ R9費用増
前提上の注意

委託・保守・リース等の推奨上昇率は、病院経営調査、大学病院群資料、上場受託会社の価格改定開示を踏まえた概算です。契約更新時期、業務範囲、人材依存度により大きく変動します。

開設主体別の補助金等は公開統計に基づく参考初期値として表示しています。ただし、病院機能×開設主体の詳細クロスが取得できる範囲は限られるため、費用構造は原則として病院機能マスタを優先し、補助金等は別掲します。

公開一次資料では病院機能×開設主体の直接クロスを確認できていないため、費用構造には自動反映しない。補助金等は手入力推奨。

この入力値でMonte Carlo再計算

Monte Carloは、複数の前提を少しずつ揺らして結果の幅を見る方法です。現在の入力値を中心に、 患者数・稼働率・平均単価・症例構成、人件費関連、CPI、委託・保守・リース等をブラウザ内だけで揺らします。 サーバー送信や保存は行いません。操作用の軽量ストレステストです。

R7/R8/R9 収益・費用・損益

費用増の内訳

R8 収支変化の内訳

R9 収支変化の内訳

DPC係数感度分析比較グラフは、試算モードで「DPC係数感度分析」を選んだ場合だけ表示します。 簡易改定率モードでは、DPC係数感度分析前提欄を編集しても主グラフには反映しません。
計算ロジックの要点

全病院共通

簡易改定率モードはR7医業収益を基準に、R8は2.41%の10か月分、R9はR7比3.77%の通年分として増収額を置きます。 患者数と稼働率は同じ数量側の指標として扱い、稼働率を入れた場合は稼働率を優先して二重計上を避けます。平均単価・症例構成はその数量変化に掛け合わせて補正します。

DPC対象病院

DPC係数感度分析は、DPC係数対象収益に医療機関別係数の変化とR8/R9改定率を反映します。 非対象収益にも簡易改定率を適用し、数量・平均単価・症例構成補正は価格改定後の収益に掛け合わせます。

係数対象収益は、R7医業収益に「入院収益比率」「DPC対象入院収益比率」「包括評価対象比率」を順に掛けて推計します。 直接入力がある場合はその実額を優先します。診断群分類点数そのものの個別改定、出来高算定部分、症例別構成変化までは完全分解していません。

回復期・慢性期・精神科

地域包括ケア、回復期リハ、精神科はWAM公表資料をもとに、病床100床当たりの収益・費用へ換算した病院群別参考値を使います。 療養・慢性期は慢性期大分類値を初期値にしています。自院実績がある場合は詳細設定で上書きしてください。

ケアミックス

ケアミックスは、各機能の100床当たり金額を病床数で実額化してから合算します。 ただし外来収益は病床割合で削らず、病院全体の外来部門として別建てします。DPC対象入院収益比率は病床割合ではなく、各機能の入院収益で加重して自動計算します。

費用・補助金等

人件費は月例給与、賞与、法定福利費、退職給付連動分に分け、R8は10か月分、R9はR8分の通年化とR9追加分の10か月分を反映します。 材料費・光熱水費・その他経費は日銀見通しのCPIをR8/R9で複利反映します。

委託・保守・リース等はR8/R9別率で計算し、標準シナリオでは推奨4.5%を使います。 補助金等は医業収益増には混ぜず、医業損益とは別に補助金等を含めた参考損益へ反映します。

大学病院型・開設主体

大学病院型は一般の高度急性期とは分け、国立大学病院長会議資料の病院収入・総収支を使う専用モデルです。 自治体病院の補助金等は総務省R6地方公営企業年鑑の病床区分別中央値を参考初期値とし、その他の開設主体は参考値・手入力推奨として扱います。

注記・免責

本シミュレーターは、公開統計および入力値に基づき、令和8・9年度診療報酬改定後の収支影響を概算するものです。 DPC係数感度分析の結果は、病院個別のDPC対象収益、包括対象比率、医療機関別係数、患者数、平均単価・症例構成により大きく変動します。

補助金等は医業収益とは別掲し、診療報酬改定による増収とは区別して表示しています。 本試算は経営判断、届出判断、投資判断を代替するものではありません。

参考文献・データ出所

公開出典情報をもとに、画面内で病院群別に整理して表示します。

下の各章を開くと、発行主体、資料名、対象年度、原典URL、閲覧日、用途をこの画面内で確認できます。

出典情報を読み込み中です。読み込めない場合はページを再読み込みしてください。

Excel版

入力値に抵抗がある場合や、数式を直接確認したい場合はExcel版を利用できます。

入力値を保存しない実装について

この画面の入力はReactの画面状態だけで扱い、localStorage、sessionStorage、 Cookie、URLクエリ、データベースを使いません。Excel生成もブラウザ内で完結します。

現在の病床数: 150床。画面を再読み込みすると入力状態は破棄されます。